ドラマ視聴メモ(仮)

主に過去のドラマを、一気に見てあらすじ・まとめ・レビューをしています。

【結婚相手は抽選で】誰と誰がどうなるかあらすじネタバレ

結婚相手は抽選で

結婚相手は抽選で | 東海テレビより

抽選見合い結婚法ができる

宮坂龍彦(野村周平)は内気で潔癖症のアニオタ。女性と付き合った経験がない。法律に違和感を感じつつ、これがきっかけで結婚できるのではないかと期待も持っている。
冬村奈々(高梨臨)は6歳で母を亡くし、音大でヴァイオリン専攻、ミスキャンで準優勝、父親のコネでラジオ局に入社、祖母からの過干渉、1年つきあった銀林嵐望(大谷亮平)からは完全に振られる……日々モヤッとしているが変わる勇気が持てない。
鈴掛好美(佐津川愛美)は兵庫県の看護婦。アル中の父が5年前に亡くなり、母と二人暮らし。母からの過干渉をつっぱねることもできないでいたが、法律施行をきっかけに、都内に移住し見合いに参加する。

抽選見合い結婚法
  • 抽選の対象者は25歳から39歳の日本国籍の男女。前科・離婚歴がなく子のいない独身者。
  • 抽選は本人の年齢プラマイ5歳の範囲で、住民票を置く自治体ごとに実施。国民の義務とする。
追加条項
  • 抽選見合いは相手を気に入らなければ、二人までは断ることが可能。
  • ただし三人断った場合は、テロ対策活動後方支援隊に二年間従事しなければならない。
追加ルール
  • 見合い相手に対して一つだけ希望条件を記入できる。事務局では事前に希望条件を満たす相手を抽出はできないが、見合い後に条件にあてはまらないことが判明した場合、無効にする。「断った」ことにならない。

 

この「日本国籍」や「前科・離婚歴がない」という設定や、「断るのは2回まで」だが「条件にあわなければ無効になる」ことが、あとからジワジワくるわけですね。中でもルールである希望条件については重要度が高い。

キャスト毎の希望条件については、龍彦と奈々の条件は最終話ラストまで明かされない。事務局から「個人的で感覚的な尺度だ」とか「抽象的で個人の尺度でしか測れない」条件だと言われ、無効に持ち込めない条件。
嵐望の希望条件「母性の強い人」だが、ただ単純に母性の有無だけではなくて、その真意は7話に明らかになる。好美は希望条件「飲酒をしない人」。

 

またジャーナリストのHikari(大西礼芳)は希望条件に「代々、犯罪者の家計を希望」と書く。このお見合いでは「犯罪者は除外」されていることから、「いるわけないし」と言ってわざわざ書いている頭脳派ですね。「代々犯罪者の家計を希望という条件に満たないのでノーカウントにしてください」と、1回目・2回目ともに「無効」にしている。

 

4話までのお見合い相手たち

龍彦1回目:ヤマシタミサコ

花柄白ワンピースの女。マッチング直後は、龍彦のスーツの仕付糸がついているとやさしさを見せるも、龍彦のスマホの待ち受けがパプルちゃん(アニメキャラ)と知ると、腹痛を訴え、役所から一緒に出ることもなく速攻帰る。事務局を通じ「性格の不一致」でミサコから「断る」。

好美1回目:シンガポール支社の男

「海外赴任中でも国民の義務だから、一時帰国するのが望ましい」と国から言われ帰国中、なるべく1回目で決めたいと話す。「飲酒をしない人」という好美の希望条件に満たないため「無効」。

奈々1回目:赤チェックシャツの男

嵐望へのあてつけで奈々が腕を組み、勘違いさせる。奈々の希望条件が「抽象的で個人の尺度でしか測れない」ため無効にできず、奈々からの「お断り」1回目にカウントされる。

嵐望1回目:青い服の女

嵐望の母のことを知り「母がマダムセツコのファンだ」と興奮するが、結果として「私には無理そうです」と女から「断る」。

龍彦2回目:不動怜子(富山えり子)

有名企業の主任。怜子から性格の不一致で「断る」。「ちょっと話しただけで断りたくなるくらいキモイのかな」と落ち込む龍彦に、友人・北風佑輔(松本享恭)は「ちゃんと理由を聞いてみたら」と言う。
怜子は幼い頃からデブスと言われ、結婚という夢を捨て、勉強・仕事に邁進し、最年少で主任になる。「結婚が人間の義務なんて。私がどんな想いでふつうの女の子の夢を封印したと思っているのか。私は結婚なんかしない」、「除隊後の職場復帰は政府により保障されているから、とっとと3回断って、テロ対策活動後方支援隊に行く。たった2年で結婚制度から解放されるならなんてことない」と断った経緯を話す。

(奈々は体調が優れないと、しばらくお見合いにいけないと事務局に言う)

嵐望2回目:赤い服の女

「自分が何回目か、もう何人も断っているのではないか、ステキな方だから女性から断らないだろう」と言うが、最後は「もう会えないのは残念だが、やっぱり私はダメ」と女から「断る」。

好美2回目:下戸の男

何度か食事などデートをする中で、食の好みがあわなかったり、理想の家庭像…結婚後好美の仕事についての意見が異なることを互いに察する。2人で話しあい、男から「断る」ことに。

奈々2回目:ハルカワマサル(山中崇)

製薬会社勤務。リーチになることを恐れ、ハルカワから断るよう試みるが、難病・贅沢な女・デート先延ばし…すべてハルカワはこたえない。
2人でいたバーに来たハルカワの以前の見合い相手に「見合いの後、興信所に調べてもらったら整形していた。イジったところでこの程度。顔でダマす女性は他のことでもだます。」と無礼な態度を取り、奈々にも「僕を殴っていいのか。美人なのに売れ残っているということは僕を断ったらテロ撲滅隊行き、もしくはリーチなんだ」と言い放つ。その場で奈々から「断る」←これでリーチ。

龍彦3回目:ハナムラサナエ(平岩紙)

5年前に子宮頸がんに罹り、子宮全摘出し、子どもが産めない。「身体的理由で結婚を拒否している人を考えていない欠陥だらけの法律だ。テロ撲滅隊行きになっても構わない。プライドだってある。私から断らせて」と話す。

龍彦4回目:白ジャケットの女

3回も断られていて、もう断られるのはイヤというが、最終的に「あなた潔癖症だよね。なんか病的でキモイんだけど」と女から「断る」。「断られるのは慣れてきたけど、さすがに今日は堪えたよ」と龍彦。

龍彦5回目:奈々
好美3回目:嵐望


奈々の祖母が一番的確に対応

法律やルール改正をいち早く把握……ルールの穴をつく、裏をかくのような世間の流れよりも、的確に捉え、適切にアドバイスしたり対応する人物がいる。それが奈々の祖母。

  • 「希望条件には何を書くつもり?徹底して無効に持ち込む作戦を採るべき。できるだけ難しい条件を書くべき。見合い相手が低レベルなら、断るのではなくキャンセルできるような絶対条件。」2話
  • 「なんで早くも1回バツがつくようなヘマをしたのよ。確実に無効にできる条件にしなさいと言ったはず。一体どんな条件を書いたのか。」2話
  • 「もしレベルの低い相手だったら嘘をつきなさい。体調不良が続いて検査してみたら、難病だったと言いなさい。たいていの人は引いていくから」3話
  • 「どうして無効にできないの。自分から断らないためには、徹底的にイヤな女を演じなさい。あなたがもう、お断りできないってことは悟られちゃダメ。」4話
  • (ルール改定を受け)「あなたのために書いてもらった、偽診断書よ。すぐ事務局に送って、お見合いの中断を申込みなさい。」7話

言葉はキツイけど、そのルールの問題点や穴をかいくぐる対策を、なかなか的確に掴んでいるキーマン。このおばあちゃんが対象年齢だったら…と考えるとなかなか楽しい、そんな人材です。
奈々への干渉具合にイラーとするところもありましたが、次第に母を偲ぶ奈々を認め、リフォームを延期したり、お味噌汁の作り方を教えたり、最後は奈々に自立のため一人暮らしを促します。


好美と嵐望

好美の3回目のお見合い相手が、奈々の元カレ・銀林嵐望。嵐望にとっても、ドラマ上では3回目のお見合いとなる。嵐望は、看護婦の奈々に好感を持ち、奈々も「飲酒をしない人」という希望条件には反するが、スペックの高い嵐望を断りたくない。
プロポーズされ、好美は嵐望を奈々の母と会わせる。好美の母親は「あれはアカン。あの男は信用できん。目に真実がない。好美あんた間違いなく騙されとる。」と、結婚を断れと言う。

嵐望には実は認知せず戸籍に入ってない8歳の娘がタイいた。2回目までのお見合い相手には初日に告げて、その場で断られていたのだが、好美には本気だったから、言えずにいたと告げる。だが好美は受け入れられず、別れることに。

 

その後も手紙やメールで、事情や詫びのことばを送る嵐望。テロ撲滅隊の代わりに、医療従事者は無医村などの僻地へ派遣されるが、好美は次々見合いを断り、離島で看護師をしているが、妊娠後期だった。
島の生活を気に入った好美の母は島に残り、好美は息子を出産後、東京の嵐望と嵐望の娘と4人での生活を選ぶ。


小野寺友紀子大臣とジャーナリストHikari

Hikariの記事は龍彦に影響を与え、ひかりは龍彦のブログの読者だった。縁があり龍彦が作った上申書を、ひかりから小野寺大臣へ渡すことができる。抽選見合い結婚法担当大臣の小野寺友紀子(若村麻由美)と、フリージャーナリストのHikari/ひかり(大西礼芳)は親子だった。

LGBTや病気疾病者への配慮を訴える上申書は、龍彦がこれまでであった見合い相手や、友人の境遇から作られたもの。Hikariも同性愛者であったのを、龍彦らの活動に感化され、母親である友紀子に告げるが受け入れられない。

「あの子が女性しか愛せないのは私のせい。育て方を間違えたんだわ」という友紀子に、大臣付の広報官・山口一朗太(平山祐介)は「そう考えること自体が間違えている」と言う。この山口が終始、いつも中立の立場でいい役回りしてるんだよね。

 

結婚相手は抽選でロケ地

議事堂写真館|いばらき県議会キッズサイトより

大臣のぶら下がり取材のシーンは、茨城県議会の大理石の大階段をバックに。(暖色の光が差しこんでドラマの映りのほうが素敵な感じでしたよ。撮り方?ライティング?)

そんなロケ地のおかげもあってか、政治家然とした雰囲気が出てたかな。

 

最終回。法律の廃止の記者会見で、Hikariからの「もしご自分のお子さんがLGBTであるとしたら、大臣はどうされますか。」という質問に、大臣は「その時は母親として、娘の人生を精一杯応援したいと思います。」と答え和解。このシーンも山口一朗太がいい。


龍彦と奈々

オドオドとした龍彦が、ズケズケとした奈々にリードされる関係といった感じは終始あるのだが、龍彦は「きれいな人とお話しできて、この法律も悪いことばかりではなかったかも」と卑下するのではなく心から言っていて、奈々もキモイなどの感情はなく素直に龍彦の話しを受け止めている。

潔癖の龍彦に「お店のフォークや箸を使えないんじゃ、キスなんて永遠にできないわよ」「マイ箸はやめなさいって言ったでしょ!」など、潔癖を崩すような強引さがあるんだけど、実はもんじゃ焼きの時は「どう?吐きそうになる?」と聞くし、居酒屋のたまご焼きも飲み込むまで見守る表情を見せる。

回を追うごとに互いにリラックスして、特に奈々はそれまでのツンケンしたところはなく、そういう子だったんだなと思わせる。

 

7話ラスト。活動の宣伝でラジオ局に訪れた龍彦と、嵐望に子どもの存在を告げられていた奈々が、ロビーで会釈してすれ違うシーン。高橋優の主題歌「aquarium」が効果的に流れ、カット・アングル・セリフ・演技どれもこれもよかった。龍彦と奈々、それぞれが「変わった」と感じる、一番印象的なシーンでした。

 

龍彦は奈々からの影響と、活動を通した自信が増して、潔癖症・人間不信を徐々に克服しつつあり、最後は人前で発言をして、法律廃止までこぎつけます。奈々に頼まれ、龍彦から「断る」ことになったけど、別れたあとも互いに、お味噌汁を作りながら思い出したり、G線上のアリアを聴いてみたり、弾いてみたり。

ラストの居酒屋シーンでは、龍彦は奈々の希望条件を聞く。「本音で話せる人」と書いた奈々。「僕、奈々さんとなら割と本音が話せます。結構気が合いますね、僕たち」とはぐらかすが、奈々に秘密にした希望条件は「何でも本音でしゃべれる人」だった。


10秒のおまけコーナー

次週予告が終わりCMが続き、最後の最後、10秒間のコーナーがあります。
「『結婚相手は抽選で』FODで配信中!」と言った後、見合い相手に対する希望条件欄に毎週違う希望条件が書かれるコーナー。これがジワッとおもしろかった。

  • 1話:連ドラの1話は必ず見る人
  • 2話:連ドラは2話が勝負だと思っている人
  • 3話:3話で演出家変わった?と気づく人
  • 4話:もう半分終わったかと寂しくなった人
  • 5話:このコーナーに気づいている人
  • 6話:目に真実がある人
  • 7話:あと1話で終われるの?と不安になった人
  • 8話:全話欠かさず観てくれた人

6話は、好美の母親の「アカン!目に真実がない」を受けての「目に真実がある人」なので、一番笑ったかも。このコーナーに1話から気づいてたし、全話欠かさずみたよー(録画だけど)ということで、おわり。

 

【獣になれない私たち】に寄せてわたくし個人の転職話

獣になれない私たち

獣になれない私たち|日本テレビより

今回はわたし自身の話しです。長いです。ドラマの話しはまた今度。

 


正社員だけど、派遣社員

わたしは20代は大手電機メーカーのSEでした。何年か個人でWEB制作業をしていて、30代は3社でコールセンターのオペレーター。コールセンター3社はどこも時給で派遣。40すぎて時給で働くのもどうかと思って、今の派遣元に正社員として転職しました。

2014年11月です。その派遣元A社から、大手IT企業(の関連会社)B社に派遣されます。B社での扱いはなんとか社員って呼ばれていましたが、派遣は派遣です。

その派遣先ではいくつかのチームがあり、複数チームを兼任するメンバーと、専任のメンバーがいる。わたしはそのうちの1チームの専任メンバーとして配属。
業務は、ある企業C社のテクニカルサポートみたいな。C社内アプリケーションのオペレーションやトラブル、PCの操作・故障の対応を電話で行います。

かけてくるのはC社店舗スタッフ。PCに詳しくない方がほとんどで、学生アルバイトを含む、店舗スタッフさんたち。当然専門用語は通じませんし、第一声の質問と、本来の聞きたいことが違うことも多い。


そこで重要なのは「察する」「汲み取る」能力です。

ただ、わたしが入社した2014年11月当時、さほど高度な能力はあまり求められていませんでした。当時のメンバーは、
・聞かれた質問に答える。
・C社の規則やマニュアルに書かれていることを答える。
・ダメと書かれていないことは、やっていい。
みたいな感じで対応していた。

例えば、C社店舗スタッフさんは「このお客さまに対して、この施策を適用していいですか」という質問に対して、「そのお客さまは、対象外として定義されていないので、適用可能です」と答える。

わかりにくいかな。
施策対象ユーザーに定義されていれば、施策適用していいよね、うん。でも施策対象にも、施策対象外にも定義されていないユーザーなのに「対象外には書いてないから、施策適用していいですよ」と答えてしまう。

 

コールセンターだけでも3件経験しています。そこと比べるとB社のせいなのか、C社のせいないのか、よく言えばやさしい。悪くしか言えないけど、全てがゆるいし、ぬるい。わたしもしばらくはそういう対応を横並びでしていました。入電数は少なく、10件/日以下の日も。

 

システム変更とトークスキルの高度化

転機は2016年8月。入社時とメンバーが入れ替わっていて、
1さん:C社サポート10年超。男性チームリーダー。
2さん:男性、C社サポートは2014年秋くらいから?
わたし:2014年11月入社。
4さん:男性。2015年1月入社。
5さん:女性。2014年4月入社。

元々このチームの業務は研修が長く3~4ヶ月経過して、やっと独り立ちできるような内容。5さんはデビューしたてという時期の2016年8月。C社の一番大きいシステムが変わります。

他のシステムは変わらないし、基本的な運用は変わりませんが、オペレーションが一転しますので、それまでのマニュアルがほとんど使用できなくなります。入電数も急に増えます。100件/日超の日もありました。

人のコールがどうとか言っている余裕がなくなる。5さんは20代前半で、研修終わったとはいえペーペーの状態でほったらかしになってしまう。ただ「人のコールがどうとか言う余裕がなくなった」ことが幸いして自由度があがり、逆に3番手のわたし・4さん・5さんは独自にトークのレベルを上げていきます。

 

新システムの不具合や不明点をC社本部システム部門に、ガシガシ質問をできたし、それまでマニュアルで記載がなかったり、あいまいだったこと、運用とシステムの矛盾点などをC社本部に確認して、クリアにできた時期でもあった。
わたしたちの手元(B社内)でC社の新システムの検証する環境を作ってもらえたので、登録したり削除したり、自由に入力を試せるようになった。

それらの環境改善のおかげで案内も、既出の「書かれていないからおっけー!」とかではなく、「運用がこうだから、システムはこう動くけど、このように対応してください」と根拠をもって説明できるようになった。

3人はそんな環境の中「察する」「汲み取る」能力を高めます。
アルバイトスタッフからの問い合わせには、とりあえずその時の問題が解決すればいい。チーフスタッフからの問い合わせには運用や背景を案内したり、アルバイトスタッフへの説明の仕方を案内することも。
C社スタッフのやりたいことを汲み取り、C社本部にマニュアルを整えてもらい、イチを聞かれたら十……は言い過ぎですが、まあ質問以上のことを答える。

トークは高度化していきます。

 

ストレスの種と、カサンドラ

まず問題が起きたのは1さん。それまで何年も、チームメンバーの新人教育から、普段のコールログをチェックするようなリーダ的な役割も担っていた。が、体調不良で休んだのをきっかけに、新システムにニガテ意識を持ってしまう。

この派遣先部署では各チームのスキル維持・向上に、この「チェック」は重きを置いています。でも新システムについて1さんがダメになる。そこで彼のチェック業務をわたしが請負うことになります。それはいい。

ログのチェックとは言え、メンバーのトークも気になるようになりました。「耳に入ってきていた」ことが、「注意して聞く」ようになった。この人は理解して案内できているのか、過去ログ検索して読み上げているだけのような案内になっているのか。

 

そこでもっと、ぜんぜんダメだったのが2さん。新システム導入から1年。2017年下半期くらいから人員を増やして2さんを外すように進言しはじめます。

最初はチームリーダーの1さん。1~4さんの派遣元であるA社の社長。派遣先B社ヘルプデスクをまとめる社員Zさん。

察したり、意図を汲み取ったりする能力が皆無。案内も必要な情報を言わなかったり、逆にイチだけ知りたい人に、引き留めて十まで案内したり。案内していないことを、あたかも案内したかのようにログに書いたり。

 

彼は一見、真面目。「真面目だけど、不器用だからそんなこともあるのかも。」と思われていて、この違和感が誰にも伝わりません。

どうして、この質問にたいして、この回答になるの。
どうして、この会話が、このログになるの。
どうして、察して案内できないの。
どうして、チェックしたのになおらないの。
なんで、なんど言っても理解しないの。
真面目なふりして、ふざけてるの。
おかしい、この人、おかしい。

 

2さんは、おそらく「アスペルガー症候群」です。彼自身も気づいていない。

でも、たぶんそう。限りなく黒に近いグレーだと思っています。

 

2018年に入るとB社内のシステムが変わったことで、更に混乱したようで2さんの対応はお客さまであるC社のスタッフさんに迷惑がかかるようになります。明らかに誤った案内したり、不要な折電を執拗にかけてしまったり。

わたしや4さんはそのフォローに負担を感じ始める。

対してA社長、B社Zさんは、なんとか2さんを、4さん5さんレベルに引き上げたいと、2さんとたびたび面談をし、指導を繰り返します。

でも2さんは、人の言動を汲み取ることができないので、対応がよくなることもなく、非常に苦労しているようでした。
 

同年4月ころには「アスペルガー症候群」という言葉を出して、人員補強とメンバーを見直すよう、再度進言します。
本当に彼がアスペルガー症候群であれば、業務が高度化した今、他者と並べよう・更生しようとするよりは、そのアスペルガー症候群の特色にあった職務に変える方がいいと思ったから。よって、C社の担当を外れてもらう方がいい。

 

でも何度言っても、伝わりません。

なのにA社長とZさんは「本人は、死ぬ気でがんばりますと言ってるんで、(指導・フォローを)お願いします」とわたしに言う。

 エニアグラムのようなテストや、転職時受けるようなWEB検査を、A社メンバー全員受けさせられて、「ほら2くんも知識や技能面で、他の人と大きく劣るところってないから」とか言いだしたときには、白目向きました。

わかってない。

 

このころのわたしは、2さんとシフトがかぶるのもイヤだ。かぶらなくても、2さんのログをチェックしなくてはいけないからイヤだ。わたし自身が会社に来たくなくなる。ログのチェックの仕方も変えましたが、一向によくなりません。

「アスペルガー 大人」
「アスペルガー 大人 告知」
「アスペルガー 同僚」
「アスペルガー 同僚 指導」
何百回検索したかわかりません。

そこで「カサンドラ症候群」という言葉を知ります。そして、わたしが逃げるしかないことを知ります。


転職という逃避に走る

転職活動をゆるやかにはじめたのは、2018年8月。9月までに数社面接に行きます。

全部昨年、2018年のことかと思い返すと遠いし、長い一年でした。上司に進言してからの何ヶ月の間も2さんのとんちんかんはエスカレートし、わたし・4さんによるフォロー(という名の尻ぬぐい)が続いているので、わたしの中ではとにかく、長い。

9月には、4さんも転職活動をはじめる。9月中旬には、A社長とB社Zさんに、転職活動をしていることを告げる。わたしの転職活動には若干驚きつつも「そうですか」という軽めな反応。
その反応が癇に障り「4さんも今週、面接があるらしいですよ」と言うと「4さんはマズイよ!」という反応。(なにその差。そんなもんなのかわたしは。ははは。)

 

10月には2社から内定をもらいます。

 

ただ時を同じくして、やっとこのチームに新人さんを採るという話しが浮上します。

A社長が面接した新人さんを連れてくるので、まずわたしが面接しろ、とZさんは言う。わたしは辞めようとしている身なので、別の人にお願いします、別の人が面接したほうがいいですと言いますが、Zさんは「まぁまぁまぁ」と言って聞きません。

しぶしぶ、わたしが面接しました。

今思えば、Zさん的には「その後このチームは任せるんだから、面接もやってもらう。2を外すんだし、それなら辞めないだろう」という思惑があったのだと思います。知らんし。

とても聡明でいい女性…6さんとしましょう。6さんは採用が決まり12月から来る、とのことで、問題だった2さんを12月には外す運びとなった。

 

わたし自身、完全に転職に逃げる気マンマンでしたので、8月からは、彼を外すようにはもう言っていません。

なのに、急に外すことになる。1さんは12月から6さんの研修にかかり切りになる。
12月からは、わたし・4さん・5さんの3人でシフトを回さなくてはいけない。5人で回ってたシフトを、3人にするのはキツイ。4さん・5さんに申し訳ないというのもあった。

わたしは、2社の内定を蹴った。書類応募も10月でやめた。

11月に残ってた面接も、そんなんだから通りませんよね。

11月後半には、2さんがチームから外れます。

 

でも2さんが外れることで、若干、希望を持ってしまったんだよね、わたし。

 

転職のトリガーは実はこの人

ここで、B社Zさんについて。彼は、まあ、よく言えばコミュニケーション能力が高いのだと思います。悪く言えば、狡猾で、調子いー感じ。

業務のことや、私語も含め、チーム内での会話にちょいちょいクチ挟んでくる。たまに「え!この人、この話しに混ざってきてるの!?」とキョトンとしてしまうような空気感で、話しに割って入ってくることもある。

なのに「年休とれって言われても、(人員不足で)なかなか自由に取れないよねー」などという、B社にとって都合の悪い話題は、見事にスルーする人。

そういう「鈍感さを装う」ことができる。だから「空気読めてない感じに、話題に入り込んでくる」のも、ずる賢く、計算しているとわたしは思っている。

 

別のチームの人員確保とかも絡み、Zさんの立場もあったと思う。都度都度「もうちょっと待ってください。なんとかしたいと思っている」とクチでは、そちらのチームのことも考えているんすよ、と言うんですが、2さんをなんとかして、外してと散々言っても、それも計算なのか、もしくはナメてるのか、1年以上放置される。

 

それがやっと11月末に、2さん外しが実現された。
今度はどやっぷりが、俺様がやってやったんだ感が、めんどくせえ奴なんです。

 

2さんが外れたことで、席替えがあり、わたしはZさんの向いになります。

 

席替後しばーーらく、がまんしていたのですが、2018年12月。

Zさんがチャラチャラとして機嫌がいい日に狙って、やんわり「タバコを吸う方って、食事の前に吸って、食後は吸わないっていうのは無理なんですか」と話しかけた。要するに食後や休憩後の、煙草臭がキツイわけです。臭いはパーティションを超えてくる。

隣の4さんも元喫煙者であり、わたしの発言をすぐに察して、フォローとして「なかなか食後の喫煙をやめるって難しいですよね」とZさんに話しかけてくれた。

そんなオブラート&フォローも空しく、Zさんは

「え?煙草臭いですか?だったら4さんと席を替わるしかないですね。」

と、自身のことは棚にあげ、お前がなんとかしろとこちらに改善を求める言葉を、冷たく言い放つ。

 

ふたつめも、2018年12月。

土日祝日は人員を2名以上置くという、派遣先B社の方針がある。「人員を2名以上置く」のは、オペレータが1名の時に倒れたりしたらマズイから、らしいのですが、「土日シフトの人員が確保できない場合、B社社員が代わりに出社します」と言っていたのに、社員の代わりになぜか2さんが出社する日が、12月中数回ある。

Zさんに問うと「2さんが急にチームを外されて可哀そうだから、12月は何回か、このチームに入ってもらおうという俺なりの温情だ」みたいなことを言い始める。

はい?(笑)

そんな言いわけないでしょう。社員が土日に来たくないだけでしょうと指摘すると「オペレータ1名が倒れた時に、社員よりはオペレータをやっていた2さんのほうが適任だろ。そう思わないのか」と問うZさん。「思わない。(アスペルガーだから)そういう不意打ちの事態に弱いから、なおさら適してないと思います」と言ったら、「黙れ、黙りなさい」と高圧的に怒鳴る。

 

元々、よく思っていないところに、2018年12月初旬に立て続けに、意味のわからない持論を展開し、自分の考えに従わないヤツには高圧的な態度をとったり、怒鳴り散らすところを見せられたので、もうこのZさんが、この職場がイヤになっちゃった。

わたしの転職の理由。種は2さんや何もしなかったA社長だったかもしれないけど、トリガーとなったのは、Zさんの態度です。12月から転職活動を再開しました。

 

無視という女子中学生的パワハラ

2019年1月。勤務初日の4日からZさんに異変が。わたしと、隣の4さんを無視しはじめる。まあとにかく、ただのひとこともしゃべらない。

わたしと6さんがしゃべっているところに割り込んで、6さんにだけ話しかける。

5さんの対応中、わたしがフォローしていると、電話対応中の5さんにガミガミと口出しして、対応していないわたしにはなにが起きたか聞かない。

 

雑談に入ってこなくなったのは、せいせいするのですが、業務上のことも無視。

4さんも似たようなことをされていて、「無視」ってされていると常に違和感感じるけど、周りは気づけないくらい。Zさんて30代後半男性ですけど、まるで女子中学生みたいな、小さな小さな嫌がらせなの。

 

そんな折、12月から再開した転職活動。応募したり、面接したりしていたものが、ポポポンと3社から内定をいただく。勤務地・勤務開始日・条件面で三者三様だったのですが、悩みに悩んで一社に決める。

1月20何日かにA社社長から退職について伝えていただくも、B社Zさんは無反応。

 

「無視」が空気のような存在ならいいんです。

目の前の席でなにも話ししていないのに、常にイライラしていて、聞き耳立てて、高圧的な雰囲気だけぶつけてくるような。もうZさんが、出張などで出ているとホッとするくらい、緊張感があって辛い感じになってます。

 

2月初旬(先週)にA社社長にお願いし、B社Zさんに無視と高圧的な態度について改善できないかお伝えするも、Zさんからは

「無視をしている意識はない。ただ積極的に会話することもない」

との回答。じゃあなぜ昨年末までは、あんなにゴチャゴチャ、グダグダと会話に積極的だったんですかおい。

無視もパワハラにあたるし、そもそもパワハラってやられた側がパワーハラスメントだと言えば、パワハラなはず。Zが無視している意識なくても、2名は無視されていると感じている。

 

といっても、今度は仕事をいただいている立場である、A社。

社長曰く「まあまあ。あと数週間で辞めるんだし、穏便に済ませてください。オープンにすることで、Zさんが降格するかもしれないが、A社も『問題起こした』というレッテルにより、B社から契約を切られ、A社もつぶれることになる。A社からB社に派遣されている各チームのみなさんが路頭に迷うことになる」

 

だそーでーす。B社って自社の社員が、部下の派遣社員にパワハラすると、派遣会社ごと切っちゃうらしいですよー。B社とZ社員。末代まで祟られてしまえ。

 

インフルエンザ罹患しました

2さんが抜けて以降、たった2か月間だけど…。シフト的にもキツメの時間帯が並び、心身ともに疲弊していたんだけど、パワハラZの態度……、もうちょっと限界。

 

ドラマ「獣になれない私たち」では、パワハラ社長が

「ほなやめたらええ。さっさとやめ。今すぐやめ。文句しか出ぇへん社員いらんのじゃ。ここは俺の会社や。深海ひとりおらんかっても、どうとでもなる。前の営業部長辞めた時もおんなじや。どうとでもなる」

と言う。ほんと、それ。

社会人25年以上になると、「この人やめたら絶対無理」って思った人が、絶対無理と思えるタイミングで辞めていくの、見ています。でもなんとかなる。知ってます。

わたし一人いなくなっても、どうとでもなる。

 

A社長とZさんの間で、わたしは明日12~15日は「インフルエンザ」で休むことになったそうです。その後は休暇中、また考えましょうと言われています。

でも有給休暇が余っているし、今日祝日が最後の出社ということにします。

 

3月からはまったく別業種の小さな会社の社内システムサポート業務に就くことになります。アットホームな雰囲気がある丁寧な会社だったし、新天地でやっていきます。

それまではドラマ見て、ブログ書いて、3月のチェロアンサンブル会に向けて、練習するぞー。長文お付き合いいただきありがとうございます。次回こそはドラマレビュー書きます!

 

※加筆修正しました。 

2019年1月期連続ドラマ一覧【初回放送予定日順】と注目ポイント

・初回予定は間違いや変更もあるかも。最後はご自身で確認してください。
・《 》内は筆者注目ポイント。(メンズに偏りがち)

 

【関東エリア】
日テ01/06 3年A組 今から皆さんは、人質です《菅田将暉》
フジ01/07 トレース~科捜研の男~《錦戸》
TB01/08 ゆうべはお楽しみでしたね
日テ01/09 家売るオンナの逆襲《北川景子・工藤阿須加》
フジ01/10 スキャンダル専門弁護士 QUEEN《竹内結子・中川大志》
テ朝01/10 刑事ゼロ
日テ01/10 人生が楽しくなる幸せの法則《メアリージュン》
TB01/11 メゾン・ド・ポリス〜退職刑事のシェアハウス〜《西島秀俊》
テ朝01/11 私のおじさん~WATAOJI~
テ東01/11 フルーツ宅配便
TB01/13 グッドワイフ《北村匠海》
フジ01/14 JOKER×FACE
TB01/15 初めて恋をした日に読む話《横浜流星・中村倫也》
テ東01/16 さすらい温泉♨遠藤憲一
テ朝01/17 ハケン占い師アタル《志尊淳・間宮祥太朗・遊川和彦》
テ東01/17 デザイナー 渋井直人の休日
テ東01/18 記憶捜査~新宿東署事件ファイル~《風間俊介》
日テ01/19 イノセンス~冤罪弁護士~《坂口健太郎・趣里》
テ朝01/19 僕の初恋をキミに捧ぐ《野村周平・宮沢氷魚》
テ朝01/19 パーフェクトクライム《桜田通・眞島秀和》
テ東01/21 よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~《丸山隆平》
日テ01/21 節約ロック《上田竜也・重岡大毅》
フジ01/22 後妻業
日テ01/23 ザンビ 《齋藤飛鳥》
テ東01/25 日本ボロ宿紀行

※どこかで見れるなら。
NHK01/18 トクサツガガガ
NHK01/19 幕末グルメ ブシメシ!2《瀬戸康史・桐山漣》
NHK01/19 ゾンビが来たから人生見つめ直した件
NHK01/26 みかづき《高橋一生・工藤阿須加・森絵都》


リーガルドラマ旋風

とにもかくにも弁護士ドラマが増えましたね。2018年10月期は、米倉涼子『リーガルV』・織田裕二『SUITS/スーツ』がありましたし、この2019年1月期は3つ。

竹内結子『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』

パワハラ、セクハラ、名誉棄損、損害賠償…さまざまなスキャンダルと対峙。危機管理専門の異色弁護士が、法廷ではなく裏側を舞台にトラブルシューティングする。

坂口健太郎『イノセンス~冤罪弁護士~』

ご存知の通り日本の刑事事件は裁判有罪率99.9%だが、科学を武器に冤罪を晴らす。日本テレビでは11年振りの弁護士ドラマだとのことで、さてどうなるか。

常盤貴子『グッドワイフ』

エミー賞やゴールデングローブ賞も受賞しているアメリカのドラマ「The Good Wife」が原作。常盤貴子が『Beautiful Life』以来、19年ぶりに日曜劇場の主演だそうで、キャストもそうですが『99.9~刑事専門弁護士~』のプロデューサーと、『アンナチュラル』の演出家が担当するそうで、TBSの並々ならぬ想いが感じられます。

でも原作見てない者からすると、肝心のストーリーがよくわからない。夫が裏切って逮捕されて?なに?

 

リーガルドラマ対決!?竹内結子
リーガルドラマ対決!?常盤貴子

画像は「スキャンダル専門弁護士 QUEEN - フジテレビ」・「日曜劇場『グッドワイフ』|TBSテレビ」より

えー。個人的には竹内結子が楽しみ。

この写真も竹内の勝ち。なんなのかな、ライティングや背景の問題なのか、主婦って設定だからなのか、単純にメイクがアレなのかわからないけど、もっと、かわカッコイイ常盤を見せてくれ。

 

あっ!関係ないけど!今日休日出勤だったのですが、わたしの働いているオフィスビル(の入り口付近)で、撮影してたのー。下画像のサブエントランスに黒いハイヤーが止まっていた。真木よう子さんがいたので、たぶん「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」なのかと。タイトルはめちゃくちゃつまんなそうだけど見ます。

 

でも、タイトルつまんなそうって、致命的じゃない?