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【黄昏流星群】第4話:まるっと文字起こし

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黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜 【第4話】

黄昏流星群

黄昏流星群 - フジテレビ

(春輝の職場)
日野春輝(藤井流星)『他の人には、代わりの利かないことを、ずっとやってきたんですから。』
瀧沢真璃子(中山美穂)『代わりが利かないなんて、そんなこと今まで、誰からも言われたことなかったから……』
春輝は自分のハンカチで真璃子の頬の涙を押さえ、真剣な顔で真璃子を見つめる。
 
真璃子は我に返り、ハンカチを受け取り、あわてて春輝に背を向ける。
 
真璃子「ごめんなさい…。マスカラついちゃった。洗ってきます。」と立ち去る。
(春輝の職場・手洗)
春輝のハンカチの汚れを、水洗いする真璃子。
 
春輝のイニシャル「H.H」のブルーの刺繍をなで、鏡の中の自分を見る。
(春輝の職場)
春輝のもとに戻り、
真璃子「ごめんなさい。なかなか落ちなくて。クリーニングに出して、お返しします。」
春輝 「いいですよ、そんなこと。」
真璃子「あと、それから。今日のこと、娘には黙っててください。主人の愚痴とか、娘には言わないことにしてるんで。」
春輝 「…わかりました。……弁護士ですから!秘密は守ります。」
真璃子は軽くうなづく。
 
(瀧沢家・ダイニング)
3人で朝食。
 
娘・美咲(石川恋)「今度の日曜、彼が挨拶に来たいって。」
瀧沢完治(佐々木蔵之介)「そっか。」
美咲 「お父さんが出向になったって話しは、もうしたから。」
完治 「そっか。」
真璃子「彼、なんだって?」
美咲 「別に気にしないって。ただ、彼のお母さんがどう言うかわからないけど…格式を重んじる家だから。」
真璃子「そう、エリートは違うわね。」
完治 「弁護士ってのはピンキリなんだ。みんながエリートとは限らない。これから、供給過多になる不安定な仕事だ。」
美咲 「なに言ってんの?ちゃんと資格を持って働いている彼のほうが、お父さんみたいに資格もなんもないただの月給取りより、腕次第で稼ぎも増やせるし、ずっと安定してるんじゃないの。」
 
美咲は完治に言い捨て、席を立つ。
 (瀧沢家・リビング)
日曜日。完治はどこに座ればいいか、あっちか、こっちかと落ち着かない。
 
ティーセットを運ぶ真璃子は「落ち着いて座ってて」と完治をたしなめる。
 
完治はリビング横の和室に目を移す。
 
玄関のチャイムが鳴る。真璃子は複雑そうな顔、完治は敵対するような目で玄関のほうを見る。
(瀧沢家・玄関)
春輝は「これ…」と美咲に、バラの花束を差し出す。「えー、きれい!ありがとう!」と満面の笑みの美咲。真璃子は「いらっしゃい」と出迎える。
 
さらに「これ、よかったら。」と春輝は手土産を紙袋から出し、真璃子に差し出す。
 
完治がおもむろに顔を出し、「ああ、いらっしゃい。どうぞ。」と声をかける。※慇懃無礼
「はじめまして。」と完治に対して、深く頭を下げる春輝。
(瀧沢家・和室)
床の間を背に、完治。完治の右隣が真璃子。
完治の前が、春輝。その左隣が美咲。
 
真璃子「どうぞ、これ。今朝作ったんです。洋梨のケーキ。」
春輝 「おいしそうですね。」
美咲 「お母さんはね、料理が得意なの。私と違って。前話したよね?私が小さい時、牛乳アレルギーだったから、ケーキとかパンとかお母さんが作ってくれてたって。」
真璃子「でもよかったわよね、今はなんでも食べられるようになって。」
春輝は一口頬張り、「んんっ!おいしい!これサッパリしているから、ハーブティにも合いそうですよね。」
真璃子「じゃ、2杯目はハーブティにしましょうか。」
春輝 「いいですね。」
美咲 「春輝、ハーブティ好きだもんねー。私は苦手だけどー」
春輝 「どうして。おいしいのに。」
真璃子「そうよ、たまには飲めばいいじゃない。」
 
3人が和気あいあいとする間、お茶にもケーキにも手を付けず、会話にも入らず、真璃子や美咲に目もくれず、春輝をジロジロと観察する完治。手元の春輝の名刺を見て、紅茶を一口含んだところで、和やかな雰囲気に割り込んでくる。
 
完治 「あの、この大手町中央法律事務所というのは、メンバーは何人くらいいるんですか?」
春輝 「僕も含めて、30人ほどです。年商は3億です。」
完治 「なるほど。で、あなたのお給料はどのくらい。」
 
驚いた顔で、美咲も真璃子も止めようとするが、完治は「大事な話しだよ。」と聞くのは当然だという顔で、春輝から目を離さない。
 
春輝 「手取りで28万です。もちろん今後高くなる見込みはあります。」
完治 「ご自宅は都内ですよね。」
春輝 「世田谷の実家に住んでいます。」
完治 「持ち家ですか。」
 
美咲 「お父さん、いい加減にしてよ。」
真璃子「やめてあげて。」
完治 「こちらにしても、手塩にかけた大事なひとり娘を手放すんだ。調べるのは簡単だが、礼儀として、本人に聞いているんだ。」
春輝 「お気持ちはよくわかります。なんでも聞いてください。お答えしますから。」
 
美咲と真璃子は完治に呆れて目線を逸らすが、完治は満足そうにうなづく。
 
春輝 「家は世田谷の成城に、200坪の自宅があります。」
真璃子「200坪!?」驚きすぎて思わず大声になる。
春輝 「築50年のボロ家ですけど…」
完治 「ああ、そう。」
 
春輝 「父は東大の法科を出て、財務省に勤めていました。僕が18の時に亡くなりました。大学と大学院は、父の残した遺産と保険金で、なんとか、行くことができました。その間の生活費は母が、ピアノの教師をしながら支えてくれました。そんな訳ですから、決して裕福ではありません。…銀行員の方のご家庭と比べると、ずっと…質素です。僕は僕なりに、地道に生活をして行くつもりです。ご心配はかけないようにします。」
 
初めて目線を下げ、軽くうなづく完治。ぶすくれた顔で完治をにらむ美咲。
(瀧沢家・玄関)
春輝は靴を履き、真璃子とその後ろの完治に対して、「失礼します」と深々と頭を下げる。
(瀧沢家・リビング)
美咲 「あの態度はなに?上から目線で、人のこといちいち詮索して、ケチつけて。それって絶対、職業病だよね?もう、銀行員でもなんでもないのに、なんで、あんなに偉そうなの!?」
 
和室を片付けていた真璃子が出てきて「美咲、お父さんは美咲のためを思って…」とクチを挟むが、美咲は遮る。
 
美咲 「違うよっ!お父さんは私の為なんか思ってない!自分のプライドでしょう?なんで私が、今まで彼氏を一度も連れて来なかったかわかる?お父さんが文句言うに決まってるからよ。…今までだって、好きになった人はいた。でもお父さんは絶対に気にするでしょう。出身校がどうとか、経歴がどうとか!そういうのがイヤだったの!だから…だから、一生懸命探して!文句のつけようのない相手をやっと見つけたのに。彼なら大丈夫だって思ったから、ウチに連れて来たのにっ!サイテーだよ、大っっ嫌い!!」
 
二階に上がる美咲。真璃子は心配そうに美咲の後ろ姿を見つめるが、完治は座ったまま微動だにしない。
(瀧沢家・リビング・夕方)
窓際でうなだれるように腰かける完治。
 
真璃子はキッチンで春輝が持ってきたバラを花瓶に活けながら、完治に声をかける。
 
真璃子「美咲、もしかしたらファザコンかもね。あんなにあなたの意見、気にするなんて…。」
完治はため息をつき、「バカ言え…」と柄になく落ち込んだ様子。
真璃子「あなたのこと、やっぱり好きなのね。」
(瀧沢家・二階廊下)
美咲の部屋のドアをノックする完治。
 
完治「美咲……」返事はない。「開けるぞ。」
(瀧沢家・美咲の部屋)
美咲は机につっぷして泣いている。
 
完治は部屋には入ろうとせず、ドアを開けた隙間から、「ごめんな。あやまる。」
 
答えず、泣き続ける美咲。「ごめん。」ともう一度あやまり、静かにドアを閉める完治。
(瀧沢家・リビング)
クリーニングから戻った衣類を整理する真璃子。
 
春輝のハンカチを手に取り、眺める。
※白地に、グレー・ピンク・イエローの格子柄
 
真璃子の頬の涙をハンカチで押さえ、真剣な顔で見つめる春輝を思い浮かべる。
 
真璃子《バカだなぁ。どうかしてた。娘の彼氏相手に、ドキドキするなんて。》
(日野家・リビング)
「H.H」とストライプのハンカチにピンクの糸で、刺繍をする春輝の母・日野冴(麻生祐未)。
 
春輝「あんまり根つめない方がいいよ、母さん。」
冴 「いいのよ、好きでやってるの。」
春輝「疲れたらすぐ休んでよ。ハーブティ入れるからさ。」
 
サイドテーブルでハーブティを入れる春輝。
 
冴 「どうだったの?向こうのご家族とお会いして。」
春輝「歓迎してくれた。」
冴 「それはそうでしょう。お家の格だって、ほんとはつり合いが取れてないんだもの。向こうはありがたがるはずよ。」
春輝「はい、どうぞ。」
冴 「ありがと。……あちらのお父さんが出向になった会社、なんて言ったかしら。」
春輝「荻野倉庫だよ。」
冴 「……聞いたことないわね。」
 
冴はハーブティを一口飲んで、「おいしい!」と喜ぶ。
 
冴 「でも、まあ…いいわ。あなたがいいなら。…楽しみだわぁ、孫の顔を見るのが。それまで生きていられるかしらね、お母さん。」
 
「大丈夫だよ。そんなこと言わないで。」と冴の横にしゃがみ込み、母の顔を覗き込む春輝。
 
(荻野倉庫・事務所)
デスクワークをしている完治。昼のチャイムが鳴る。
 
川本保(中川家礼二)が「よーし、メシ行くぞ。」と声をかける。
奥山敦子(三浦真椰)「今日、ハナマルヤ、休みですよ。」
木内祐輔(笠松将)「あ、エビスヤさんも休みです。」
課内のメンバーが連れ立ってよく行く店が休みだと言われ、川本「ほな、しゃーない。社食や。社食。」と言いながら、わいわいと席を立つ。
 
ひとり残された完治は、「よし、行くか」とひとりごとを言い席を立つが、部下の引き出しが開きっ放しになった様を見て、「不用心だな」と引き出しを締める。
 
とそこに、重要な書類が置きっ放しにされている。「おいおい、なんだこりゃ」と書類をめくりながら完治。
(荻野倉庫・食堂)
食堂で今日も働く目黒栞(黒木瞳) から、カレーを受け取る完治。
 
課の5人がいるテーブルで「ちょっといいでしょうか。」と声をかける。
 
川本「は?なにか。」
完治「すみません…」と女性二人にズレてもらい、川本の前に腰掛けようとする。
川本「あ、あ。ご一緒にどうですか。…いやぁ、銀行さんは昼ごはんのレベルが、我々とは違う思うてね。あえてお誘いはしなかったんですよ。」
完治「失礼します。」
 
川本の前に腰掛ける完治。厨房からその様子を見る栞。
 
木内「ウチの社食は親子丼がおすすめですよ。あとは…みそバタラーメンも、まあまあイケるかな。」
完治「じゃあ今度、食べてみます。」
 
川本が、木内に「お茶持ってきて」、あわてて立ち上がろうとする木内に、完治は「ああ、どうぞ、お構いなく。自分でやりますから」と制止して、続ける。
 
完治「それより、仕事のやり方について、ひとつご忠告したいことがありまして。」
川本「はぁ?なんですか?」とあからさまに嫌悪感が現れる。奥山も、木内も、何事かという表情で完治を見る。
 
完治「お昼の時、全員で部屋を出ますよね。で、オフィスが無人になってしまう。金銭の出し入れに関する重要書類は、引き出しに鍵をかけてしまってから、部屋を出た方がいいと思うんです。」
川本「は?」と納得いかない。
完治「盗難とか、文書の改ざんの危険もなくはないですから。」
川本「はっは。文書の改ざんですか、銀行さんは考えることが違うなぁ。」
完治「企業の情報管理は、お客様への責任でもあります。」
 
遠慮なくズケズケ言う完治は、自身満々な笑顔だ。
完治の向いに座る、奥山、木内は、みるみるうちに表情が硬くなる。
 
川本「ほな、ウチの会社にどろぼうがおるとでも言うんですか。社内の人間は信用ならん、と。」
 
厨房から更に心配そうに、その様子を見る栞。
 
完治「そういうことは言っていません。ただ、こういうことに関しては、馴れ合いはよくないんです。実際、顧客データが外部に流出するようなことが、どこの会社でも起きていますし。」
川本「瀧沢さん。ご自分の机に鍵をつけたかったら、ご自由にどうぞ。ただウチは鍵がなくても、問題なくやってきましたから。」
(荻野倉庫・事務所)
奥山がお盆で入れたお茶を運ぶ。「はいどうぞ」と声をかけ、川本、木内のデスクの置き、完治のデスクの前を通る。
 
完治「ああ、恐れ入ります…」と机の上を空けようとすると、奥山「瀧沢さんは、ご自分でどうぞ。」と。
 
その様子を振り返ってまで、笑って見ている木内。
 
(外・公園)
※おそらく「都内で待ち合わせ」設定。ロケ地は笹塚NAビル
 
浮かない表情の完治。
 
そこにベレー帽の栞が、軽く手を振りながら来る。 ※ベレー帽!
 
いっぺんに笑顔になる完治は、手を振り応える。
(居酒屋)
店主・徳田(小野武彦)は、七輪の炭火で焼き鳥を焼く。
カウンターに並んで食事する二人。
 
栞 「あ、それから…今日、食堂での話し、聞こえちゃいました。大変ですね。」
完治「いやぁーー。ダメですね。完全に孤立してます。」と自嘲する。
栞 「でも、おっしゃっていることは正論だと思いました。ただ、会社は正論だけで動いてないから。」
完治「いや、わかってます。でも今どき…」
栞 「瀧沢さんって、前にいた会社の、常識の方が正しいと思ってません?」
完治「いや、それは、もう…」当然だろうという顔。
栞 「従業員がそろってない会社で机の引き出しに鍵をかけたら、周りを信じてないって見えるかもしれません。」
 
「んー…はい。…そーですね。ま、確かに。」とあまり納得できない様子の完治。
 
栞 「ただでさえ、一流銀行から来た人に、見下されてるんじゃないかって、みんなも身構えてますので。」
完治「似たようなこと言われました、この前。娘から。」
栞 「お嬢さんがいらっしゃるんですか。」
完治「お父さんはすぐに人を見下す。肩書やスペックで無意識に、人を値踏みしている銀行員の悪いクセだ。」
栞 「…そうですか。」
 
完治「堪えました。でも当たってると思いました。笑。いや以前だったら、そんな素直に、娘のことばなんて聞けなかった。うん。俺の言ってることは間違ってない、って言い張ってたと思うんです。…まあ、そう思うと、出向したのも悪くないかなって。」
 
完治「あ!ああ、それに…」
栞 「ん?それに?」
完治「それに、出向したおかげで、目黒さんにも会えたし。」と栞を見つめて話す。
 
栞はあわてて、モツ煮込みを頬張り、「ん、おいしい、このモツ煮込み…おかわりくださーい。」と徳田に注文する。「牛スジ大根!」と完治も注文する。徳田「あいよ」
(外・公園)
栞 「ああ、ホントに、ごちそうさまでした。」
完治「どういたしまして。」振り返り、半歩後ろを歩く栞に「ああ、来週はどこに行きましょうか!」
栞 「えっ、笑。来週も、ですか?」と笑いあう。
 
栞 「あの…、つまらないとか、思ってません?」
完治「え?」
栞 「んー…。いい大人が、食事して、話しして…帰るだけって。
完治「いいえ…」
「男の人って、その…先を期待しちゃうじゃない。あ、あの、ごめんなさい。…えっと、こないだ、あんなことして。ごめんなさい。」
 
先日の橋の上で、栞からキスをされたことを思い出し、愛おしそうに栞をみつめる完治。
 
栞 「私、へんな期待をもたせちゃったかもしれない。…あ、でも私あの、いや、瀧沢さんに魅力を感じないとかそんな……」
 
完治「栞さん!」と遮る。
栞 「はい。」
完治「あなたとお会いするようになって、僕、毎日が楽しいんです。銀行から思いがけず出向を言い渡された時は、正直人生灰色に思えました。でも今は違うんです。あの食堂で毎日、あなたの顔が見られると思うだけで、もう、それだけで楽しいんです。もう、うきうきしちゃうんです。ははっ、すいません、なんか笑」
 
栞も笑顔でうなづく。
 
完治「僕が今、高校生とかハタチそこそこだったら、この先がなきゃヤダーって思うかもしれませんけど。もう大人ですから。お互いの立場も、ありますし。ま、いろんな付き合い方があるって、わかってますから。大丈夫…、がまんできます。」
栞 「がまん、って!」
完治「あ、そっか、変か…」と笑いあう。
 
(瀧沢家・脱衣所)
曇った鏡を、手のひらでこすり、自分の顔を見つめる美咲。
風呂上りで、濡れた髪に、バスタオルを巻いただけの姿。
自分の右首筋に残るアザを見て、満足そうに笑う。キスマークなのだ。
 
不意に脱衣所の扉が開き、真璃子が入ってくる。
美咲「なに!もう!急に入ってこないでよ!」とあわてるが、「ごめん。」と悪びれもなく言う真璃子。
美咲は「やだなーもう!」と首筋を髪で隠し、荷物を取ってそのままの姿で去る。
 
階段を駆け上がる音。洗面台には、美咲の髪飾りが残されている。
(瀧沢家・寝室)
ベッドで真璃子は、読んでいた、雑誌「はじめてのハーブ」から目を離す。
美咲の首筋のキスマークを思い出す。
 
真璃子《あのキスマーク…、つけたのは彼だろうか。》
 
もうひとつのシングルベッドには、完治はいない。サイドテーブルのライトを消し、床につく。
(瀧沢家・キッチン)
真璃子と春輝が並ぶ。春輝は、異なるハーブの葉を一枚ずつ、左右の手のひらに乗せて「これと、これ。どっちが好きですか。」と真璃子に聞く。
 
真璃子「どっちかなぁ。」
春輝 「目を閉じて、匂いをかいでみてください。」
 
軽くうなづき、目を閉じる真璃子。
春輝は、右手を真璃子の顔に近づける。
 
真璃子「ああー!いい匂い!」
春輝 「じゃあ、こっちは?」
 
目を閉じる真璃子に、春輝がキスを……
(瀧沢家・寝室)
真璃子がガバッと起き上がる。
 
左を見ると隣のベッドに、いつの間にか帰宅した完治が眠りについていた。
 
真璃子は「ああびっくりした。」とため息をつく。
(瀧沢家・洗面所)
完治はニット帽をかぶり、鏡に向かっている。「髪の毛だすか」といいながら、今度は前髪を出しながら、かぶりなおしたり、明らかに浮かれている。
 
しばらく様子を見ていた真璃子が「ずいぶん楽しそうね。」と声をかけると、ニット帽を脱ぎ「ああ、久しぶりの山だから。」と完治。……小声で「びっくりした…」とひとりごと。
 
真璃子と入れ替わりで、美咲が「大丈夫なの?足とか腰とかぁ。」と入ってくる。
完治 「バカ言え、Oh,Yeah!大丈夫だよ。昔はこう見えても、ひとりで冬山にアタックしてたんだから。」
真璃子「そういう人ほど、自分の体力過信して、事故起こすって言うよ。」
 
完治は「大丈夫!」と言って、美咲を追い払うように、洗面台に置きっ放しの美咲の髪飾りを「これおまえのだろ、持って行け」と手渡して、立ち去る。
(瀧沢家・玄関)
真璃子が登山靴を準備している。完治は「ありがとう」と声をかけ、靴を履く。
一瞬まじめな顔になり「じゃ、いってきます。」と言うが、玄関あけるとニヤニヤが止まらない完治。
 
「浮かれすぎだよね、お父さん。」とうれしそうに美咲は真璃子に言うが、真璃子の顔は暗い。あまり気にしていない美咲は続ける。
 
美咲 「でも安心していいんじゃない?ふつう山登りなんて、女の人しないし。」
真璃子「なに言ってるの。」少し表情がやわらぐ。
 
(ロープウェイ乗り場)
※ロケ地:千葉県・鋸山山麓駅
 
完治「おお、おおー。」
栞 「お待たせしました。」
 
互いの格好を見る。
 
栞 「なんか、張り切りすぎかなって思っちゃったんですけど。近場の山なのに…」
完治「いや、こちらもです。晴れてよかったですね。」
栞 「ね!…なんかゆうべ、眠れなかったんです。なんか遠足の前みたいに。」
完治「実は僕もです。」笑いあう二人。
 
完治は、ロープウェイ乗り場を指さし「行きましょうか。」
栞「はい!」とついて行く。
 
栞のスマホが鳴る。「あ。…ちょ、ちょっとすいません。」「ああ、どうぞどうぞ。」
 
栞は画面を見て、もう一度「すいません。」と声をかけ、少し後戻りしながら、「はい。」と応答。
「もしもし、目黒です。はい、えっ?…はい、はい。ああっ……」と手のひらを額にあて、ガックリと目を閉じる。「それで、今?ああ……すいません。よろしくお願いします。はい。」電話を切る。
 
様子を見ていた完治は近づき「どうされました?」と声をかける。
 
栞 「ああ…あっ…いえ!母が…入浴しぶって、車いすから落ちて、骨折したって……いつも、こうなんです。楽しい時には、いつも…」
完治「え、大丈夫なんですか。」
栞 「ええ、あの、命には別条ないっていうんで。」
完治「ああ、でも心配ですよね。」
栞 「あ、でもー、せっかくここまで来たんだし…」と乗り場に向かって、階段を上りはじめる。
 
完治「山はやめましょう!」と追いかけ、「もしよろしければ、施設まで一緒に行きます。」
栞 「ああ…」
完治「お邪魔じゃなければ。」
栞 「行きましょう。」
(こはるの里・廊下)
急ぎ足の二人。
(こはるの里・母の個室)
ノックして入るなり、「お母さん」と言いながら、母・悦子(岩本多代)のベッドに駆け寄る。
右手をギプスで固定され、おでこにもけがをしているが、本人はうつらうつらしている。
栞は「はぁ……、お母さん大丈夫?」話しかけそっと触れようとするが、悦子は嫌がり、栞の手を払う。
完治は一緒に入室して、部屋の端で見守っている。
 
医師「転んだ時、ついた腕を亀裂骨折しています。頭のキズはただの裂傷なので、じきに治ります。」
栞 「すみません……」と頭を下げる。
医師「糖尿病が原因で骨が折れやすくなっています。……目黒さん、ちょっといいですか?」と栞を部屋の外へ促す。
栞 「ちょっといいですか…すみません。」と完治を残して、部屋を出る。
 
悦子は急に笑顔になり、完治を見て、ケガをしていない左手を伸ばす。
完治は「大変でしたね。」と近づき、手を握る。
 
悦子「あなた、来てくれてうれしい。あっ!さあ、ここに入って。」と布団をめくる。
完治「ああ、いえ、…あっ」
悦子「あっためてって言ってるの。」と甘えるように言う。
完治「ああ、足寒いですか。」と勘違いしたまま、脚をさする。
悦子「ああ…いい気持ちだわ……」
 
栞が戻ると、完治は悦子の足を熱心にさすっていて、栞は「瀧沢さんに、そんなことさせて…」と呆れたようにため息をつく。
 
悦子は栞のことは目に入らず、「そこじゃなくて、ここよ!」と脚をさする完治の手を、自分の胸にあてがうい、「あなたぁ、あなたー、あはは」と完治に抱きつく。
 
栞は二人に駆け寄り、「お母さんやめて!」と強い口調で言うと、初めて栞を見て悦子は「この女、誰っ!?」とびっくりして怒り、「あなた、あなた…」と今度は助けを求めるように、完治の腕にしがみつく。
 
栞は、悦子を完治から無理やり剥がすと、ギャアーーーと大声で叫び、ベッドの上でバタバタと大騒ぎ。栞が押さえつけようとするところに、スタッフが「どうされました?」と駆け寄ってくる。
 
完治「すみません!私のせいなんです、すいません。」
栞 「私のせいです。すみません、もう、帰っていただけますか。」
 
後ろでは、スタッフが暴れ泣き叫ぶ悦子を、「大丈夫。大丈夫よ」と押さえるのに必死だ。
 
栞 「すいません、変なことして、母が。」と言いながら、完治に背を向けてしまう。
 
(瀧沢家・玄関)
中の様子を伺いながら、完治が帰宅。「ただいま。」
玄関横の脱衣所から、真璃子は「おかえりなさい。」と出てくる。
思ってもみない方向から出てきたので、完治が驚く。
 
真璃子「山はどうだった?」
完治 「いやぁ、楽しかった。いやあ、よく晴れてたし。」
 
そそくさとリビングに入り、真璃子を背に「びっくりした」とつぶやく。
 
 
真璃子は完治の後姿を見つめている。
 
完治の登山靴を揃えようとしたとき、違和感を感じる真璃子。
側面や底を見ても、まったく汚れていない。
 
真璃子《土が付いていない。ほんとに山に行ったの?》
 
完治「はあ…、腹減った!今日の晩飯なに?」とキッチンに入り、「おお、いい匂い。へぇ」とのんきに鍋の中を覗く。二階から降りてきた美咲も「いい匂い!なに?」と言い、完治も「これ、なに?」と答え、ワイワイすしている。
 
二人の様子が聞こえているが、玄関に突っ立ったまま、真璃子は複雑な表情。
 
美咲「お腹すいた!お母さん!」
気持ちを切り替えたように「じゃあ、食べようっか!」と真璃子。
 
(荻野倉庫・事務所)
完治は、はす向かいに座る女性社員・奥山を呼ぶ。
 
完治「奥山さん。……奥山さん!すみません。このフォーマットのやり方がわからなくて。」と自分のパソコンの画面を見てほしい、というしぐさ。
 
奥山は軽くため息をつきながら、「フォーマット?」としぶしぶ完治の席までまわる。画面を見て、驚いたように「元銀行員さんなのに、決算書も作れないんですか。」といじわるく言う。
 
完治「ああ、部下に任せていたもので。」
奥山「ええっとですね……」
 
川本は顔をしかめ、木内もその様子に振り返る。
 
奥山「…この矢印の隣の、三番目。で、こちらも同じようにします。」
完治「ああ!わかりました、はい!」
(荻野倉庫・食堂)
小俣房江(山口美也子)「はい、メンチカツ定食、お待たせしました。」
 
※この前、木内が親子丼や味噌バタラーメンを勧めてくれたのに。食べれば「親子丼にしてみました!」って会話できるじゃん。メンチカツ定食ってバカか。
 
奥で作業する栞を見つめる。栞も完治を見るが、すぐに目をふせ作業に戻る。
 
(こはるの里・母の個室)
栞は悦子の脚をさすりながら、「どう?」と聞くと、悦子は満足そうに「んん~、気持ちがいい。」と答える。
 
悦子「あ、そういえばね。この前、お父さんもさすってくれたのよ。」とウキウキと話す。思い出したように笑だし、「おっかしいの。リュックなんてしょっちゃって!」ケラケラと笑う。
 
栞 「それ、瀧沢さんのこと?」
悦子「えー?お父さんよ!」
栞は合点がいったように、「お母さん、瀧沢さんのこと、お父さんだと思ったの?」と聞くが、もう悦子は「手をにぎってくれたのよ」と自分の手を頬にあてて、うっとりとしている。
 
悦子「あなた、ご結婚は?」と他人と話すように、聞く。
栞 「まだ、してないけど?」
悦子「そう…かわいそう。もったいないわ。きれいなのにねえ。」
栞 「それはどうも…」
悦子「結婚してないなんてねぇ。…じゃ、あのほうも、まだ?」
栞は答えず、脚をさすり続ける。
悦子「ツヨシさんはねぇ。やさしかったの。痛くないか、って聞いてくれてね。それはもう、幸せだったのよ、私。」とまた、自分の手を頬にあてて、うっとりする。
 
母親がなんの話しをしているのかわかり、複雑な栞。
 
(瀧沢家・玄関)
真璃子は完治の革靴を手入れが終わり、靴箱を開けると、そこにはきれいなままの登山靴があった。
 
聡美『あのね、真璃子。男の八割は浮気すんのよ?それなりに収入があって、見栄えも悪くない男なら、十割。』
 
聡美『それは黒だね。どう考えても。』
 
真璃子は「黒だからって、なにも出来ないじゃない…」とひとりつぶやく。
 
家の固定電話が鳴る。
(瀧沢家・キッチン)
固定電話に表示されているのは「公衆電話」、応答すると電話の主は、美咲だった。
(歩道の電話ボックス)
美咲 「あ、もしもし。私、あーよかったー。今日携帯、電車に忘れちゃって…。」
 
真璃子「えっ、大丈夫?」
美咲 「たぶんねー。それはいいんだけど、ごめん!お願いがあるの。横浜のシネコンに行ってきて欲しいの。6時半に春輝と入り口で待ち合わせてるんだけど、仕事が長引いて行けそうにないの。でも、携帯がないし、連絡取りようがなくて…」
真璃子「ん、わかった。春樹さんに会って、あなたは来られないって言えばいいのね。」
 
美咲はうなづいて、「あ!なんだったら、一緒に映画見てきたら?」
娘の提案に驚く真璃子。
美咲 「チケット、ネット予約だからキャンセルできないし…。」
真璃子「そんな!それはおかしいでしょう。彼に申し訳ないし。」
美咲 「なんで申し訳ないの?春輝だってひとりで見るより、連れがいたほうがいいと思うし、ね?お母さん見てきてきなよ。」
 
美咲の髪には、あのいつもの髪飾りが付いている。
 
(こはるの里・廊下)
栞はひとりで椅子に腰掛けている。
 
完治《お母様、その後ご容体はいかがですか?》
 
完治からのメッセージを見て、深い息をつき、天井を見上げる。
 
(荻野倉庫・事務所)
デスクワーク中、完治が両腕をあげ、大きく伸びをすると、同じ格好で伸びをしている川本と目が合う。完治は微笑み、軽く会釈をするが、川本は苦々しい表情になる。
 
スマホのバイブレーションが鳴る。栞からの返事だ。
 
栞《お気遣いありがとうございます。》
 
※今日のメッセージの上は、ゴルフ接待が入り、山を断った時のやりとり。この間、居酒屋だ、千葉の鋸山だ、と会っていたのに、どのように約束したり、待ち合わせてたりしているのでしょう。
 
(横浜)
大観覧車の時刻は18:40。
真璃子が小走りで人を探している。
春輝を見つけ、前に回り込んで「あの…」と声をかける。
 
真璃子「美咲、今日残業で来れないって。携帯を電車に忘れてしまって、あなたに連絡が取れないって。」
春輝 「そーですか…。それで、代わりに?」
真璃子「ええ。………あ、あ!それじゃ。」
 
一礼して、立ち去ろうとする真璃子の腕をつかむ春輝。春輝は笑顔で真璃子を覗き込み、「もう、始まっちゃいます。急がないと!」と強引に引いていく。
(映画館)
真璃子の左手側に、春輝が並んで座っている。
 
春輝は映画に集中しているが、中山は春輝の顔を見つめたりと落ち着かない。
 
左手側のドリンクを取ろうとして、肘掛けに乗せた春輝の手に触れそうになり、手を引っ込めてしまう。
 
真璃子《大丈夫、ここは暗闇の中だ。落ち着こう。こう思ってみよう。私はまだ、若くて、きれいで、彼とおない歳で、そうよ、例えば…娘じゃなくて、私の恋人で……》
 
(ファミレス)
完治「先日は失礼しました。」
栞 「いいえ、こちらこそすいませんでした。…みっともないところをお見せして。」
完治「いいえ。」
栞 「母は、瀧沢さんのこと、父と勘違いしたみたいです。」
完治「そうなんですか。」
 
栞 「あの後、…なんていうのか、父との夫婦生活がとても幸せだったということを言い始めて。なんか女に戻っちゃったっていうか……でも、見ていて、うらやましくなりました。私なんかより…ずっと、女として、恵まれていたんだなって。私自信ないんです。結婚もしてないし、歳ばっかりとっちゃって。」
 
完治「そんなこと…。」
栞 「いいえ、だから。スイスの夜…、瀧沢さんから逃げました。こわくて。」
 
スイスのホテルでのキスと、「ごめんなさい」と逃げる栞。
 
深く息を吐きながら、背もたれにもたれかかり、栞は「こうやって私の人生、……終わっちゃうのかなーって、思います。」
 
完治「終わってなんかないです。」と指輪を付けた左手で、栞の右手を強く握る。
更に左手も添え、両手で栞の手を包み、「栞さん…」と真剣な眼差しの完治。
 
(横浜)
春輝 「いい映画でしたね。」
真璃子「ほんと。久々にときめいちゃいました。……映画にってことですよ。もちろん。映画館で映画なんて、何年ぶりかな。」
春輝 「ご主人と見に行ったりしないんですか。」
真璃子「ないですねー。ウチは。全然そういうことは。」
春輝 「上手く行ってないんですか?やっぱり。」
真璃子「あ…こないだのことは、忘れてください。娘が結婚するっていう時に、グダグダ考えているようなことじゃないし。」
 
春輝 「関係ないですよ、それは。今の自分の生活に、本当に不満なら、その気持ちを誰かのために犠牲にするべきじゃないと僕は思います。……うちの両親は仲が悪かったんです。父親が女にだらしのない人で、何年もずっと愛人を囲っていたんです。母もずっと父に心を閉ざしていました。別れたかったに違いないけど、むかしの人だし、父の財産に依存してたし。」
 
真璃子「そうなんですか。」
春輝 「もし、父と別れていたら、母にはもっと別の人生があったんだろうなぁって、思うことがあります。
真璃子「ありがとう。気を遣ってくれて。でも、大丈夫です。」
春輝 「本当ですか。」
 
真璃子「ちょっと家に電話してみますね。」とスマホを操作しながら「でも、電車に携帯忘れるなって、ほんとあの子もおっちょこちょいですよね。」と笑う。「まだ帰ってないかな…何してるんだろ。」スマホをしまう。
 
真璃子「もし、家にいたら、お連れしようと思っていたんですけど。美咲もあなたの顔見たら、喜ぶと思うし。」
春輝 「それは…どうかな。美咲ちゃん、他に好きな人がいるんじゃないかな。そんな気がすることがあるんです。」
真璃子「そんなこと…そんなこと、あるはずないです。」
 
春輝は無言で、夜景を見ている。
 
(ホテル・フロント)
スタッフ「ニー・マル・イチ・イチ号室の鍵でございます。そちらのエレベーターでお上がりください。」
 
鍵を受け取り、待っていた栞に手を差し出す。手をつなぎエレベータへ。
エレベーターの扉が開くと、キスしていた男女が離れる。女性は後ろ向きだ。
 
完治と栞も、エレベーターに乗り込む。22階が押されている。完治は20階のボタンを押す。
 
体を寄せ合ったまま、女性が「マフラーすてき。」と男性にささやき「寒くない?」と男性は聞く。
 
完治は二人をチラ見して、女性の髪飾りに目が留まった。
それは、完治が洗面所で、娘にしまいなさいと渡した髪飾りだ。
 
完治から「あ…」という声が漏れてしまう。
 
女性がこちらを見る。
 
美咲だった。美咲も完治に気づき、互いに目を見開く。
 
美咲はすぐに目をそらすが、完治の連れの女性を確認する。
 
3階に泊まり、結婚式帰りの5人組が乗り込んでくる。
完治はチラチラと美咲やその連れを確認するが、その男性や栞は気づかない。
 
20階に着き、5人組が降り、続いて完治と栞が降りた。
 
立ち止まる完治の異変に気付く栞。
完治は振り返り、美咲を見る。
エレベーターの奥から美咲は、完治を直視して、ドアが閉まるまで目を逸らさない。(完)
 
 

第4話:まとめと、言いたい放題ドラマ評

(まとめ)
  • 流星が再び訪問し、蔵之介と初めて対面する。蔵之介が失礼極まりない。
  • 春輝のハンカチは、母・麻生祐未のお手製。麻生は体が弱い設定。
  • 石川は自分についたキスマークにうっとりしたり、携帯忘れた上に残業と言いわけしてデートすっぽかす等、違う一面が見え始める。
  • 山に行くが母の骨折で、また頓挫する蔵之介と黒木。「楽しいことは長く続かない」という呪いにかかっている。
  • 中山は流星と映画を見て、都合の良い妄想をする。
  • 流星がねー。石川には他に好きな人がいると気付いているが、中山に対してなに考えてるかまだよくわからない。
(言いたい放題ドラマ評)
まず言いたいのは、先週の予告の中山と流星のキスシーンはまさかの「夢オチ」だったってこと。フィクションで一番やってはいけない「夢オチ」。フィクションの中でフィクションをやったら、もうすべてが台無しです。
また中山も流星も、そこまで関係が進んでいないところに、唐突な印象が残り、予告やCMのためだけのシーンなんじゃないかと思うくらい。これはだめ。
 
蔵之介の慇懃無礼な尋問シーンでは何様!?だし、父にキレる石川を見て、中山が「ファザコンなのねぇ」とかいうのもワケわかんないし(それが高田純次登場の伏線なのかもしれないけど)。
それを聞いて、すぐ反省して謝る蔵之介にも違和感。そんな省みるくらいなら、最初からにこやかに流星を向かい入れることはできないのか。謝ってすむなら、警察いらねーんだわ。
 
いろいろ、ツッコミどころ満載な回ではあったので、書きたいこといっぱいでまとまりませんんんんん。

次回

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